初体験

こんにちわ。
衛生士のハセガワです。
私事ですが・・・・。
生まれて初めて「歯の痛み」を経験いたしました。
そして・・・。
生まれて初めて「歯の神経の処置」
専門的に言うと『歯内治療』を経験いたしました。
歯のことは職業ながら
よく理解していますから
痛みが発現してからは
私の中ではある程度の「憶測」が
ついていましたが・・・・。
『ずばり的中してしまいました(-_-;)』
昔むか~し(10代の頃)に虫歯の処置をした詰め物が
外れてしまい治療をうけました。
銀歯が外れたときから
「嫌な予感」はしていましたが
予想通りに銀歯の下には虫歯ができていて
歯の神経ギリギリでした。
歯の神経は保存するに越したことがないので
神経の保護材を入れ、
数ヶ月の経過観察をし最終処置をしたのですが
木曜の夜から違和感
金曜には咬合痛(咬み合わせると痛みがある)
打診痛(叩くと痛みが走る)
間違いありませんでした。
ハセガワは現在治療中です。
歯科衛生士としてメインテナンス以外の治療を
受けないといけないのは悲しい限りですが
歯の痛みの体験
治療に対する緊張感
(何をするのか判っていてもドキドキしますね)
患者さまの気持ちというものを
改めて経験いたしました。
そして・・・・。
今回のことで考えてしまったこと・・・。
「昔にいれた古い銀歯。
 全部除去して新しく生体親和性の良いものに変えよう!!」
生体親和性。
簡単に言えば「体に優しい、なじみの良いもの。」という意味です。

歯は一度切削をしてしまえば元にはもどりません。
そして乳歯ではないかぎりまた新しく生え替わることはありません。
その残った歯で残りの人生の食事をしないといけないのですから
とても重要なことです。
歯は人工的に手を加えないと修復できないので
その人工物をいかに「生体に負担のないもの」を
選択するかが大切になってきます。
たかが歯。されど歯。
大切な大切な歯です。
材料の選択は慎重になさってください。
どの材料がベストか。
なによりも一番良いのは天然歯です。
天然歯に勝るものはありません。
どんなに上手な先生も
どんなに上手な技工士さんも
天然歯にはかないません。
歯は切削しないことが一番なのです。
だから・・・・。
メインテナンスをし、切削をしないようにケアするのです。
そして残念ながら切削をした場合は
できるだけ生体親和性のよい材料を選択することが良いとされるのです。
今夜もハセガワは長文になってしまいました。
ご拝読ありがとうございました<(_ _)>