お久しぶりです。
衛生士のハセガワです。
ついに・・・。ついに・・・。
我が愛娘が「キャンディー」の美味の魅力に
とりつかれてしまいました。
現在3歳4ヶ月・・・もうすぐ5ヶ月。
幾度となくキャンディーの誘惑はありましたが
「苦いお薬」だとか
「すごく辛い」とか
「食べ物じゃない」とか
「とーちゃんのだから、食べると怒られるよ。」とか
あらゆる「嘘」と「ごまかし」で
しのいできましたが
三歳になれば知恵もついてくるわけで。
そんな私の「ディフェンス」も惨敗で。
彼女はいま「キャンディー」大好き三歳児。
キャンディー(飴)を与えても時間を決め、
食べた後は歯磨きをすれば一応は大丈夫なのですが・・・・。
私が嫌なのはそのキャンディーを
彼女は食べだした中盤からバリバリとかみ砕くことが
非常に心配なのです。
奥歯は乳歯でも永久歯でも「裂溝(れっこう)」と
呼ばれる溝があります。
この溝が敵なのです。
ここに食べカスが入り込み、歯ブラシの毛できちんと
落とせないと虫歯になってゆく原因になります。
飴が強敵なのは虫歯は食べカスでも「ショ糖」といわれる
「砂糖」の固まりだからです。
砂糖は虫歯菌といわれるミュータンス菌に分解されて
酸を発生させます。
この酸が歯の表面を溶かしてゆくのが虫歯なのです。
飴を噛み砕くことによってその飴のカケラは
奥歯の溝に入ってゆくと思います。
それが歯ブラシの毛では届かないところなので
食べたらすぐの「歯磨き」も
どこまで効果があるのか・・・。
歯ブラシの毛先の届かない溝の奥で
「じわ~っ」と砂糖が溶け出していると思います。
想像しただけでも恐ろしい。
この溝を埋める処置があります。
「予防填塞・シーラント」というものです。
歯は一切削りません。
少しのお薬で歯の表面を処理して
歯科用のプラスチックの材料を流し込むだけの
簡単な処置でこの溝がなくなります。
もちろん、歯磨きはしないといけませんが
虫歯の予防にはかなりの効果があります。
ウチのキャンディー大好き愛娘も
早急にシーラントをしなければいけません。
「キャンディーは毒」なので買わないのですが(笑)
いろんなところで「ご褒美」でいただいてしまいます。
すぐに溜まってきます。
美味しいんですけどねぇ・・・・。