« 2012年12月 | メイン | 2013年02月 »

2013/01/27 16:20

むし歯予防に効果があるガムの話  つづき

こんにちは。衛生士のハセガワです。
今週は寒波が来ているとか来るとか・・・。
はやく桜前線の話題を出したいですね。

さて、昨年の9月ごろ、
「むし歯予防に効果があるガム」の話を
途中までしまして
皆さまに疑問だけを投げかけておいて
ハセガワ的解釈をしないままに
新しい年が始まってしまいました。

「キシリトール・ポスカム・リカルデント」
市販品の中でもむし歯予防に効果があるといわれいるガムが
市場に多く出ています。

ここでポイントは
『何を目的としてガムを摂取するのか』ということです。

「むし歯予防」に決まってるでしょっ!!
という声が聞こえてきそうですが・・・。

むし歯の原因にならないガムなのか。
むし歯の原因菌を抑制したいのか。
歯を強くしてむし歯になりにくい歯をつくりたいのか。

ひとえにむし歯予防といってもいろいろな角度があるわけです。

ここからがハセガワ的解釈になりますが。
まず、どのガムが自分に適しているかどうかは
むし歯の原因菌の量を知ることが大切です。

むし歯菌が多いお口の中では第一選択は
「キシリトール」です。
キシリトールでむし歯菌の代表格であるMS菌を
弱らせる(酸を出せない非感受性菌にする)ことが必要になります。

菌がそんなに多くない人であれば
ポスカムやリカルデントも選択枝にいれても良いかもしれません。
ただ、歯を硬くするといわれる再石灰化率が
良いと言われているので歯周病の方が摂取しますと
歯石が沈着しやすいともいわれています。
さらにこれらのガムの甘味料はキシリトール外のものが
含まれていますから多少の酸が出ますので
そのことも考慮しなくてはいけません。

むし歯は感染症ですから
まずはご自分のお口の中の菌量を知ることが大切です。

Q:「スーパーやコンビニに売ってるキシリトールガムでいいの?」
A:「むし歯菌を抑制しようという目的なら歯科医院で販売しているガムです」
なんて言ってもキシリトール濃度が高いですから!!

あっ、ちなみに・・・。
むし歯菌の量を調べる検査・・・。当院で行っていますよ(*^_^*)

2013/01/22 14:00

歯科衛生士スペシャリスト養成コース終了!!

こんにちは。衛生士のハセガワです。
少し、ここのブログをご無沙汰してしまいました。
皆様、年末年始はいかがお過ごしになられましたか?
私は30日まで勤務し、翌日から実家の大阪へ。
3日には東京に戻り、今度は翌日に大阪から妹が上京し、
なんだかバタバタとした年末年始でした。

さて、話はかわります。

私は昨年の2月より「歯科衛生士のスペシャリスト養成コース」を
1年かけて受講していました。
その最終回が先日ありまして「総合症例発表」と「修了証」の授与を
うけてきました。
P1070055.JPG
P1070056.JPG
P1070057.JPG

セミナーでは患者心理からリスク診断まで
多くのことを学び、そして予防とは何かということを
改めて考えさせられる良いきっかけとなりました。
さらに救命の心肺蘇生の訓練も受け
とても充実した内容のセミナーでした。

そしてそのセミナーにともに参加した仲間の衛生士。
1年前の出会った頃はぎくしゃくしていたセミナーの仲間も
最終日ではもうすっかりと仲良くなりました。

セミナーで得て学んできたものを
今度は当院を受診される患者の皆さんに
どのような形でお伝えし、予防の素晴らしさをご理解いただくか。

また、因幡会の同じ衛生士をはじめとするスタッフに
どのように伝えて私と同じ学びをしてもらうか。

セミナーは終了しましたが私に与えられた課題は
まだまだ続きそうです。

2013/01/15 11:30

生理学的咬合療法

九月から始まった筒井先生の生理学的咬合療法のセミナーもこれで最終回となりました。
態癖のコントロール、チャートを使っての問診、アムステルダム型スプリントを使っての咬合のコントロール・・・さまざまな勉強が出来ました。
技術力、診断力ともにアップしました!
なによりも患者様を治そうという想いを一番に学んだことだと思います。
僕もいつか、筒井先生のようにどこに行っても治らなくても筒井歯科医院なら治る!!!
といわれるような歯科医師を目指し、日々一生懸命患者様と向き合っていきたいと思います。
20130113_165652.jpg

2013/01/08 18:24

明けましておめでとうございます

130101_152910.jpg
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。