道具は命
こんにちは 衛生士のハセガワです。
暑い日が続きますがお元気にお過ごしでしょうか?
来院して頂いている患者さまは
お気づきかしら?
当院の衛生士がみなさんの歯周病のケアを
するときに何やら「色付きの箱」を持って歩いていることを。
これ、衛生士である私たちの大切な大切な道具の
「スケーラー」とよぶものです。
歯についた歯石をこれで丁寧に除去していくのです。
歯石というと機械でキーンという音をたてながら
とるイメージを持つ方が多いと思いますが
機械だけでなく、このような道具も使います。
これは包丁と同じで先に小さな刃があって
使っているうちにだんだん刃が丸くなり、
切れ味が悪くなってきます。
歯石は歯の表面にガッチリとこびりついてますので
切れのよい刃で一気に取り除いていくのが
理想です。
そこで必要になってくるのが
シャープニングという操作。
要はエッジを効かせるのです。
空いた時間は自分の「命の道具」のお手入れをしています。
料理人が包丁を研ぐのと同じですね。
良い仕事をするためには
道具の手入れは欠かせないものなのです。
当院に来られた時には
箱を持った衛生士がウロウロしていますので
観察してみてください。
自分の道具を大切にしている衛生士達です。